みなし弁済
利息制限法の上限金利を超える金利でも、債務者の自由意志で支払ったと認められる
などの条件を満たした場合には、出資法の上限金利(29.2%)までは 合法とする例外規定のことを言います。
みなし弁済の適用に関しては、最高裁も厳しく判断を行っており、現実的には、裁判ではみなし弁済はほとんど認められていません。
民事再生法
2000年に成立した、経営が悪化した企業を倒産させずに再生させるための法律です。
会社更生法などに比べて手続が簡略で、経営破綻する前でも申請が可能。
当然、個人でも申請は可能です。個人向けとしては、個人民事再生法、小規模個人再生手続き、給与所得者等再生手続があります。
民事執行手続
民事執行手続とは、お金を貸した人(債権者)の申立てによって、裁判所がお金を返せない人(債務者)の財産を差押えてお金に換え(換価)、債権者に分配する(配当)などして、債権者に債権を回収させる手続です。
無剰余
既に抵当権が目いっぱい設定されて、それ以上抵当権をつけても意味がない状態のことをいいます。
この状態では、抵当権者以外の債権者は競売を申立てすることは出来ません。
無担保債権
不動産の担保等が無い債権の事をいいます。
競売や任意売却により、不動産を処分した後に残った債権などの事を言います。
無担保ローン
借入条件として担保提供が必要ないローンを無担保ローンといいます。
自動車ローン、教育ローン、カードローンなどがあります。